誰かにお花を贈るときや、お花をいただいたときに気になるのが花言葉ですよね。
良い意味のモノも多いですが、中には悪い意味を含んだちょっと怖い花言葉も・・・
では胡蝶蘭には、そういった悪い意味や怖い意味の花言葉はないのでしょうか？
このページでは、胡蝶蘭の花言葉をまとめるとともに、胡蝶蘭の持つイメージについても詳しく解説していきます。特に、怖いイメージについてはとことん掘り下げていきますよ！
胡蝶蘭の花言葉に怖い意味はありません！でも・・・
最初に結論から言うと、胡蝶蘭の花言葉に怖い意味や悪い意味のモノはありません。
ですが、胡蝶蘭を含む「蘭（ラン）」全体で見るとそうとも言えないようです・・・
では、まず胡蝶蘭の花言葉をすべて見てみましょう。
胡蝶蘭の花言葉（日本）
- 幸福が飛んでくる
- 純粋な愛
これらは、すべての胡蝶蘭に共通して付けられている日本の花言葉になります。
続いて、色ごとに付けられている花言葉は以下のとおりです。
白の胡蝶蘭
- 純粋
ピンクの胡蝶蘭
- あなたを愛します
青い胡蝶蘭
- 愛
- 尊敬
胡蝶蘭の色はこのほかにもありますが、色ごとに花言葉が付いているのはこの３色だけです。
胡蝶蘭の花言葉（西洋）
- Love（愛）
- Beauty（美）
- Luxury（高級、豪華）
- Refinement（優雅、上品）
花言葉の発祥地である西洋では、日本とは少し違った花言葉になります。
胡蝶蘭の仲間にはちょっと怖い花言葉が！
胡蝶蘭は「蘭（ラン）科」の植物ですので、蘭全般の花言葉も当てはまります。
蘭（ラン）全般の花言葉
- 美しい淑女
- 優雅
蘭全般の花言葉にも、怖い意味のモノは特にありません。
ですが、胡蝶蘭の仲間である蘭科の花の中には、一部怖い意味を持つ花言葉が！
カトレア
- 優美な貴婦人
- 成熟した大人の魅力
- 魅惑的
- 魔力
「ランの女王」とも呼ばれるカトレアですが、「魔力」は少しだけ怖い印象を受けますね。
デンドロビウム
- わがままな美人
デンドロビウムの花言葉は、怖いというよりも少し悪い意味を含んでいるようです。
紫のヒヤシンス
- 悲哀
赤いヒヤシンス
- 嫉妬
ヒヤシンスの花言葉には、悲しい意味や悪い意味を含むモノもあるようです。
このように蘭科の花の中には、ちょっぴり怖い意味を持つ花言葉もありますが、胡蝶蘭の花言葉には特に関係ないでしょう。
胡蝶蘭の怖いイメージとは？
ここまでに紹介したとおり、胡蝶蘭の花言葉に怖い意味のモノは一切ありません。
ですが世の中には、胡蝶蘭に対して少し怖いイメージを抱いている人もいるようです。
ここからは、そんな怖いイメージの理由や原因をまとめていきます。
ごく一部の人が持つイメージですので、参考程度に見てくださいね。
大きさに対する怖いイメージ
胡蝶蘭といえば、大きくて立派な花が特徴の一つですが、その大きさに対して少し怖いイメージを持つ人もいるようです。
胡蝶蘭は３本立ちや５本立ちなどがメジャーですが、その大きさは１メートル近くあります。
そして大輪の花は、花径が13～15センチもあり、女性の手のひらほどのサイズです。
子供の背丈ほどもあるサイズ感に加え、手のひらサイズの花が40輪も50輪も並んでいる姿に、少し怖さを感じる人もいるようです。
植物も生き物ですから、大きくて迫力のある生き物（花）を目の前にすると考えれば、共感できる部分もあるかもしれませんね。
根っこに対する怖いイメージ
胡蝶蘭のむき出しになっている根っこに対しても、少し怖いイメージや不気味なイメージを持っている人がいるようです。
植物の根っこというと、一般的には土の中に埋まっている姿をイメージするかと思います。
ですが胡蝶蘭は、根っこがむき出しの状態がふつうなんです。
（贈り物の胡蝶蘭は鉢などに入っているのでわかりにくいですが）
このグネグネと伸びる太い根っこが、気持ち悪いと感じる人も中にはいるようですね。
たしかにちょっと特殊な見た目ではありますが、これにはちゃんとした理由があるんです。
実はとっても健気な胡蝶蘭
胡蝶蘭は着生ランという種類のランです。
土の中に根をおろす多くの植物とは違い、木や岩肌に根っこを這わせて、自分の体を固定して生きていくスタイルの植物なのです。
グネグネした根っこが樹木などの植物に張り付く姿は、まるでとりついて寄生しているようにも見えるかもしれませんね。
ですが、着生ランは寄生植物とは違います。
ほかの植物から栄養分を奪って生きているわけではありません。
太い根っこを使って空気中の湿気や雨などから水分を得て、光合成によって養分を蓄えています。ほかの植物に寄り添い、迷惑をかけることなく生きているのです。
こうしてみると、なんだか胡蝶蘭って健気に見えてきませんか？
◎まとめ
胡蝶蘭の花言葉をすべて紹介しましたが、怖い花言葉や悪い意味を含んだものはありません。
むしろ良い意味の花言葉ばかりだということがおわかりいただけたかと思います。
また胡蝶蘭に対して怖いイメージを持っていたとしても、胡蝶蘭のことを深く知ることで、そのイメージが変わるのではないでしょうか？
胡蝶蘭はお祝いの花としては定番中の定番ですし、プレゼントとしても多くの人々に愛され続けている花です。ですので、お祝いやプレゼントに花を贈る際は、安心して胡蝶蘭を選んでみてくださいね。
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そして当サイトが、少しでもそのお役に立てれば幸いです。
