胡蝶蘭といえば、豪華な見た目が特徴的でとても立派な花ですよね。
実際に目の前で見てみると、お花一輪一輪に強い生命力を感じる方も多いはずです。
では、そんな胡蝶蘭のお花ですが、どのくらい日持ちするかご存じでしょうか?
でも、どのくらい日持ちするんだろう?
このような方に向けて、ここでは胡蝶蘭の日持ちと長持ちさせるコツについてまとめました!
また、元気な胡蝶蘭の見分け方や、長持ちする胡蝶蘭を贈る方法についても解説していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
胡蝶蘭ってどのくらい日持ちするの?
ギフト用の胡蝶蘭といえば鉢植えが多いですが、切り花もありますよね。
ですので、それぞれ分けて見ていきしょう!
鉢植えの胡蝶蘭はどのくらいもつの?
実は鉢植えの花の中でも、胡蝶蘭は長く日持ちする花なんです。
私たちの元に届いてから、約1ヶ月~2ヶ月くらいは日持ちする場合が多いです。
また、質の良い胡蝶蘭だと、3か月以上もの間花が咲き続けることもありますので、非常に長持ちする花といえますよね。
もちろん周りの環境や手入れによっても変わりますので、長持ちさせるためには快適に過ごせるようにしてあげることが大事です。
切り花の胡蝶蘭はどのくらいもつの?
胡蝶蘭は鉢植えが一般的ですが、切り花としても目にすることがありますよね。
では切り花の場合だと、どのくらい日持ちするのでしょうか?
切り花の胡蝶蘭は、2~3週間ほどは美しい状態を保つことができます。
切り花の多くは5~10日ほどの花持ちですので、切り花の場合でも胡蝶蘭は他の花より日持ちするということになりますね。
胡蝶蘭の花を長持ちさせる3つのコツ!
胡蝶蘭が日持ちする花だということはお伝えしましたが、長持ちさせるためには少しだけコツがいるんです。枯らしてしまっては長持ちも何もありませんからね(汗)
ですのでここからは、簡単にできる胡蝶蘭の花を長持ちさせる3つのコツを紹介します!
専門的な難しいことは抜きにして、誰にでもできることに絞っていますので、ぜひ実際に試してみてくださいね。この3つを守ればまず枯れませんし、長持ちしやすいですよ。
また、切り花の胡蝶蘭を長持ちさせるコツについても併せて紹介していきます。
1、水やりをしすぎない!
まず、鉢植えの胡蝶蘭を長持ちさせるために、一番大事なのが水やりをしすぎないことです。
長持ちさせようと思って、毎日のように水をあげてしまう人がいますが絶対にNGですよ!
水やりの回数が多すぎると、根腐れを起こし最悪の場合枯れてしまいます。枯れなかったとしても花に元気はなくなり、花落ちしやすくなりますので日持ちしません。
ですので水やりのしすぎには特に気をつけましょう。
ちなみに、水やりの目安は以下の通りです。
- 週に1回=気温が高い場合(20℃以上)やエアコンなどで乾燥している場合
- 2週に1回=気温が低い場合(15℃以下)
※胡蝶蘭が植えてある水苔が完全に乾いたら水やりのタイミング!
そして、なるべくなら朝に水をあげるのが理想的で、常温の水が最適です。
水の量は1株につきコップ1杯ほど。つまり3本立ちなら3株ですので、それぞれの株の根元に1杯ずつあげましょう。あと、鉢の底から出る水は必ず捨てるようにしてくださいね!
2、置き場所や温度管理に気をつける!
胡蝶蘭の花を日持ちさせるためには、周囲の環境を整えてあげることも大事です。
胡蝶蘭にとって最適な気温は15℃~25℃くらいですので、寒すぎたり暑すぎたりしない場所に置くようにしましょう。特に10℃以下や33℃以上の環境に長時間置くと、胡蝶蘭は弱ってしまいますので、エアコンなどで気温を調整する必要があります。
また胡蝶蘭も多くの花と同様、日当たりが良く風通しが良い場所に置くと日持ちします。
ですが直射日光に当ててしまうと、葉が焼けて弱ってしまう可能性がありますので、カーテン越しなど間接的に日光を当ててあげると長持ちしますよ。
3、ラッピングは外す、もしくは穴を開ける!
ギフト用の胡蝶蘭は、丁寧にラッピングされていてステキですよね。
ですが、このラッピングはなるべく早い段階で外しておくことが長持ちのコツなんです。
ラッピングされていると通気性が悪いので、水をあげると中で蒸れやすくなります。
実はこれも根腐れの原因になることがあるんですね。
ですので少しもったいないですが、ラッピングは早めに取って通気性を良くしましょう。
とはいえお店などに飾っていて、見栄えなどの問題からラッピングを取ることができない場合もあるかと思います。その場合は、鉢の底のラッピング部分(紙やフィルム)にカッターなどで切り込みを入れて、穴を開けておきましょう!
こうすることで見た目は変えずに、鉢の底の余計な水を捨てることができるようになります。
切り花の胡蝶蘭を長持ちさせるコツ
胡蝶蘭は切り花の場合でも、少し気を使ってあげるだけで日持ちします。
簡単に長持ちするコツをまとめましたので、参考にしてみてくださいね!
- 花瓶の水は毎日取り替える。寒い時期は2~3日に一度でOK!
- 水を替える際には、切り口を1cmくらい斜めに切る。(清潔なハサミで)
- 茎はあまり深く水に浸けない。1~2cmくらい浸かっていれば十分。
- なるべく涼しい場所に飾る。
- 直射日光には当てないようにする。
日持ちする元気な胡蝶蘭の見分け方
胡蝶蘭を贈る場合、日持ちする花とはいえ、なるべく長持ちするものを贈りたいですよね。
せっかく贈ったのにすぐに花が落ちてしまうようなことがあれば、受け取った相手もがっかりするはずです。
ですのでここからは、日持ちする元気な胡蝶蘭の見分け方をお伝えしていきます!
1、花びらの状態は?
まず新鮮な胡蝶蘭というのは、花びらに厚みとハリがあり、みずみずしいのが特徴です。
逆に、シワやキズがあったり、表面が乾燥しているものは日持ちしないので注意!
2、葉っぱの状態は?
葉っぱにおいても、厚みとハリ、ツヤがあるものは元気な状態です。
また、葉っぱの大きさにバラつきがなく整っていると、より状態の良い胡蝶蘭といえます。
逆に、ハリが無くシワが入っていたり、変色(黒や黄色、真っ白など)しているものは状態が悪いので注意が必要です。
3、茎の色は?
胡蝶蘭の花茎は、元気な状態だと緑色や赤紫色をしています。(品種による)
もしこの色がまだらであったり、黄色や黒に変色している場合は状態が悪い証拠です。
4、根っこの色は?
胡蝶蘭の根っこの色は、白っぽい緑色の状態が元気な証です。
もし根っこが黒く変色している場合、根腐れを起こしているので注意!
5、つぼみはあるか?
つぼみは1本に2つ~3つほど付いていると、新鮮な証ですので日持ちします。
逆に全ての花が開花している場合、パッと見は花数が多く豪華に見えるのですが、開花してから日数が経っていますので日持ちはしにくくなります。
長持ちする胡蝶蘭を一番簡単に贈る方法!
長持ちする胡蝶蘭の特徴についてはお分かりいただけたかと思います。
ですが、ネットショップなどで胡蝶蘭を贈る場合は、実物を見て選ぶことができませんよね。実物の写真を送ってくれるサービスもありますが、確認だけで選べるわけではありません。
じゃあお花屋さんに行って贈れば解決かというと、そうともいえないんですね(汗)
なぜかというと、お花屋さんにもピンからキリまであり、仕入れている胡蝶蘭の質に関してはお店によってバラバラだからです。
では、どうすれば長持ちする胡蝶蘭を簡単に贈ることができるのでしょうか?
答えは簡単、信頼できる生産者の胡蝶蘭を贈ることです!
つまりどこで生産されたかわからない胡蝶蘭を贈るのではなく、何十年も胡蝶蘭を栽培してきた実績や、数々の賞を受賞している生産者の胡蝶蘭を贈れば間違いないという話ですね。
信頼できる生産者から直接贈るのがベスト!
胡蝶蘭を扱うネット通販サイトの中には、信頼できる生産農家から直送できるショップがあります。そこから贈れば、私たちがわざわざ目で見て選ばなくても、ほぼ確実に長持ちする胡蝶蘭を簡単に贈ることができるというわけです。
しかもお花屋さんのように、「市場からの仕入れ」というものが存在しないので、中間コストを極力抑えられます。つまり質の高い胡蝶蘭を安い値段で贈ることができるというわけです。
はっきり言ってメリットしかないので、胡蝶蘭を贈る場合は利用しない手はありません。
当サイトでも、25以上の胡蝶蘭通販サイトを比較していますので、参考にしていただければと思います。もちろん上位のショップは産地直送のショップとなります。
⇒⇒【当サイトが厳選!】胡蝶蘭の通販ショップランキングへ
◎まとめ
胡蝶蘭はギフト用のお花の中でも、特に日持ちしやすいということはお分かりいただけましたよね。もし胡蝶蘭を贈る機会があるなら、相手の方に喜んでもらえるように、ぜひ長持ちする元気な胡蝶蘭を贈りましょう!
また、もしあなたが胡蝶蘭をいただいた場合は、長持ちさせる3つのコツを試してみてくださいね。そして長持ちさせることができたなら、胡蝶蘭をくれた方に教えてあげるとお互いにハッピーになれるはずですよ!