胡蝶蘭の色といえば、一般的に白やピンク、赤リップなどが有名ですよね。
これらの色の胡蝶蘭は、目にしたことがある方も多いと思います。
では、青い胡蝶蘭はどうでしょうか?
なんとなく知ってはいても、実際に目にしたことがある方は少ないはずです。
そんな珍しい青い胡蝶蘭ですが、どんな花言葉があり、どのような場面で贈れば良いのでしょうか?
そこでこのページでは、青い胡蝶蘭の花言葉や意味、色のイメージについてまとめました。
おすすめのギフトシーンも紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
青い胡蝶蘭の花言葉とその由来
まずはご存じの方もいると思いますが、胡蝶蘭全体の花言葉を紹介しておきます。
- 幸福が飛んでくる
- 純粋な愛
当然ですが、これらの花言葉は青い胡蝶蘭にも当てはまります。
ですのでこれらに加えて、青い胡蝶蘭にはさらに独自の花言葉が付いているということになります。
青い胡蝶蘭の花言葉
- 愛
- 尊敬
この2つが、青い胡蝶蘭だけに付いている花言葉になります。
「愛」というと、異性に対する恋愛のイメージが強いですが、この「愛」には親愛や敬愛などの意味も含まれています。
また、「尊敬」はお祝いだけでなく、お世話になった人への感謝の気持ちを表すのにもピッタリな花言葉です。
花言葉の由来
この花言葉の由来には、青い胡蝶蘭の誕生が深く関係しています。
まず青い胡蝶蘭は、2012年に千葉大学の研究によって誕生した花です。
それまで胡蝶蘭は、交配によって白や赤リップ、黄色など多くの品種を生み出してきました。
ですが、胡蝶蘭の花には青い色素をつくる遺伝子がないため、胡蝶蘭同士の交配では、青い花の品種を生み出すことは不可能といわれていたのです。
そんな中この研究では、ピンクの胡蝶蘭の細胞に青いツユクサ由来の遺伝子を入れることで、ついに青い胡蝶蘭を誕生させることに成功しました。
その際には、初の青い胡蝶蘭の誕生を祝して「愛と尊敬が生んだ青」と表現されました。
ピンクの胡蝶蘭の花言葉「あなたを愛します」と、青いツユクサの花言葉「尊敬」をとって表したそうです。
これが青い胡蝶蘭の花言葉の由来となっています。
青色のイメージや与える印象
青い胡蝶蘭には花言葉以外にどんな意味があり、どのような印象を相手に与えるのでしょうか?
これを知るためには、「青」という色のイメージを知る必要があります。
ですので、ここからは色について詳しく見ていきましょう。
青色のイメージ
「信頼」「誠実」「男性的」「知性」「冷静」「爽やか」「開放的」「安全」「清潔」
青色から連想するもの
「空」「海」「川」「水」「地球」
青色の与える印象
青は一般的に最も好まれる色といわれていて、多くの人が見る場所やモノ、企業のイメージカラーなどにもよく使われています。
涼しさや爽やかさといった、比較的穏やかな印象を与える色です。
青い胡蝶蘭の場合は、上記のイメージ以外にも希少性という部分で目を引く効果があります。
胡蝶蘭の中では珍しい色なので、個性をアピールすることができる色です。
青い胡蝶蘭におすすめのギフトシーン
花言葉や青色の与える印象についてはおわかりいただけたと思います。
ですのでここからは、青い胡蝶蘭におすすめのギフトシーンを紹介していきます!
青い胡蝶蘭を贈ろうかと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
開店祝い
開店祝いの花といえば胡蝶蘭で間違いないです!
定番の白やピンクもいいですが、個性を出したい場合には青い胡蝶蘭がオススメですよ。
お店のお客さんの目を引きますし、華やかさに関しても申し分ないですので。
就任祝い(男性)
就任・昇進祝いにも胡蝶蘭はよく贈られる花ですね。
特に男性に向けて贈る場合には、青い胡蝶蘭もアリでしょう。
ただし、相手の性格や、あなたとの関係性も考慮する必要があります。
例えば面識が少ない方や堅い印象の方に贈る場合は、個性の強い青い胡蝶蘭を贈るよりも、定番の白い胡蝶蘭を贈ったほうが良いかもしれませんよ。
退職祝い(男性)
退職される方が男性なら青い胡蝶蘭がオススメです。
上司など目上の方には、花言葉にもある「尊敬」がよく合いますよね。
退職祝いの花は就任祝いとは違い、お別れの意味も含むので、最後はパッと明るく送り出すイメージの色が最適です。
父の日
父の日に胡蝶蘭を贈るのであれば、白やピンクよりも青が合うでしょう。
青い胡蝶蘭の花言葉「愛」「尊敬」は父の日にはピッタリですよね。
水商売関係のお祝いや贈り物
キャバクラやスナック、クラブなどの開店祝いには、胡蝶蘭を贈るのが定番中の定番です!
特に目を引く色や、華やかな色が好まれますので青い胡蝶蘭は最適です。
また、ホステスやスナック(クラブ)のママの誕生日にもオススメです!
胡蝶蘭は定番の花ですが、珍しい色を贈ることで個性をアピールできますよ。
個性を出したい場面で
とにかく個性を出したい場合や、目立ちたい場合は珍しい色の胡蝶蘭を贈りましょう!
「白やピンクでは他の花に埋もれてしまい、目にとまらないかも」と思うなら、青い胡蝶蘭を贈れば解決しますよ。
◎まとめ
青い胡蝶蘭はとても珍しい色ですので、最適な場面で贈ればとっても喜ばれます。
例えば、「フォーマルなシーンでは白、カジュアルなシーンなら青」といったように使い分けることが大事です。
そして青い胡蝶蘭には、「愛」「尊敬」といった独自の花言葉がありますので、それを意識して贈ってみるのもステキですよね。
また、もしあなたが青い胡蝶蘭をいただいたとしたら、相手はあなたを大切に思っている可能性が高いです。
なぜなら、わざわざ定番の色を外して、珍しい(値段も高い)胡蝶蘭を贈ってくれたわけですから。
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確かな品質の優良店のみを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。